公開: 2023年6月16日
更新: 2023年6月16日
人間の身体を作っているタンパク質で、約500種類が見つかっています。アミノ酸は、そのタンパク質を構成する要素で、人間の場合、20種類のアミノ酸が発見されています。動物の遺伝は、デオキシリボ核酸(DNA)が長く連なった鎖(くさり)型の構造によって、親から子へと伝えられています。この鎖型の構造の中には、A(アデニン)、G(クリシン)、シトシン(C)、とチミん(T)の4種類が組み合わされています。
1869年、スイスのフリードリッヒ・ミーシャーが白血球の細胞核からリン酸塩の化学物質を抽出したのが、DNA発見のきっかけとなりました。その後、ドイツのリヒャルト・アルトマンは、ミーシャーが発見した物質に核酸という名前を付けたそうです。1885年に、コッセルが4種類の物質をつきとめました。